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顔全体にも照射できる

医療

ラジオ波が真皮層へ届く

シミ治療を目的として開発された美容機器にはさまざまなタイプの製品がありますが、そうしたシミ治療に特化した美容機器を使う治療法のひとつに光治療があります。最新の光治療器では、ラジオ波という高周波とIPLという光を同時に使ってシミ治療の効果を高めています。ラジオ波は携帯電話やテレビなどにも利用されている電波ですが、このうち高周波のラジオ波はシミ治療に活用されています。ラジオ波は皮膚に含まれている水分の分子を振動させ、この振動が肌の深い部分に摩擦熱を発生させます。その熱は、肌の弾力を保っている真皮層にまで届いて働きかけます。真皮層にある繊維芽細胞はコラーゲンやエラスチンをつくる役目を担っており、シミ治療において非常に重要な存在です。繊維芽細胞が刺激されることによって、コラーゲンの生成が促進されます。肌の内部でコラーゲンが活発につくられるようになれば、シミ治療というゴールは半ば達成されたも同然といえます。コラーゲン生成が促進されることによって肌の新陳代謝が活性化され、メラニン色素を排出する機能がスムーズに働くようになるためです。

IPLのメリットとは

IPL(インテンスパルスライト)という光を利用したシミ治療法は、光治療と呼ばれる方法の一種です。IPLを照射する光治療器には現在多くの種類があり、シミの各タイプや、シミ以外でもあざ・赤ら顔などの症状の種類に合わせて使い分けられています。IPLを使ったシミ治療の特徴は、肌に与える刺激が少なく、ダウンタイムもほとんどないという点です。ほくろ除去などで使われるレーザー機器の場合は、出力が強くピンポイントで患部にのみ当てるようにしないと、皮膚のほかの部分にやけどなどのダメージを与えてしまう恐れがあります。しかしIPLは出力を調整することができるので、たくさんのシミが散らばったようにできている場合でも治療できるという長所があります。複数のシミのある部位全体に照射することができるので、1回の治療にかかる時間を短縮できるというのもIPLのメリットのひとつです。また、全体的に照射することによってシミのない部分の肌まで活性化することができます。IPLもラジオ波と同じように光の作用によって真皮層でのコラーゲンの生成をうながす働きを持っています。そのためIPLの効果はシミだけではなく、肌の張りを復活させるという面でも発揮されます。